日常の住空間とは異なる「自然と一体となった心に残るような空間体験」の提供。 そんな設計コンセプトが、広い敷地を生かした構成の中に息づいています。
自然を受けとる器として屋外スペースを重視し、コミュニティプラザを中心に4つの棟を配置。 光や風を呼び込むとともに、四方に開けた各棟から山々が望めるように工夫しました。
また、スロープや通路といった路地空間を作ることで、お互いの独立性を高めながら、ふれあいの場を演出しています。 緑が広がる高台にひときわ映える清々しいたたずまい。
コンクリートなどのありふれた素材を使って創り出される豊かな空間。 新時代のリゾートステージにふさわしいフォルムが、とっておきの週末を予感させるようです。